W E g o
03.[それが僕の全て](1/1)










君が放つ、音が好きだ
それ以上の興奮はない

いつだって

それが僕の全て























自我が崩壊する音を聞いたのは
5才の頃だったような気がする


孤独を植え付けられた心には
何一つ虚しく響くだけだった



その想いが今まで荷物になって
誰一人持ってくれはしなかった


しょうがないんだ、その重さ
担いでる、自分も驚く程だから



いつだったか
君がいつの間にか
僕の後ろ駆けてきてた

最初は怖くて
スピードを上げて
君を振り切ったんだ

振り切ったつもりでいた



君はずっと、付いてきた
疲れた顔を見せないように


君はスピード上げてきた
僕の横目指して一直線へと


それが本当は嬉しかった



君が放つ、音が好きだ
その疾走感と抱擁の歌が


君が描く、景色が好きだ
その極彩色と白黒の絵が


僕の歌の原点がある
































目を瞑ってしまった映像さえ
慣れてしまって笑う僕がいる


人の不幸を喰い漁って鑑賞した
「もっと」とヨダレを垂れ流して




愛の無い性行為を繰り返して
嘘までついて童貞を気取った


その純粋が誰よりも何よりも
僕には足りないモノと知ってた



言えずに
君の返してくれる
その笑顔で消そうとしてた

君は僕の
そんな嘘さえも
その笑顔で許していた事を

その後知ったんだ



君は笑ってた、今更素直に
君の顔が見れなくなって


君はそれでも、僕の横から
離れる素振りは見せずに


僕は小さい声で「ごめん」



君が好きだ、この地球上の
誰よりも僕が1番好きだ


君は聞いてた、何も言わず
急にキスをしてくれたんだ


君には珍しいタイミングで





































今まで君に隠してきた事
今から言うから聞いてくれるかな


今まで君を騙してきた事
今から白状するからそこにいて


1000000回の謝罪と

1000000回の感謝を







君が言ってた、鼻で笑ってた
愛するという事の意義を


君が言ってた、バカにしてた
愛するという事の意味を


今度は僕から放つよ



君が放つ、音が好きだ
春夏秋冬のような恋の歌


君が描く、景色が好きだ
巡り巡るような絶対愛の絵


僕の人生は、それが全て

僕の生涯は、それが全て








君こそ、僕の全て



























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